日本歯周病学会研修施設 認定 慶歯科医院

歯周病治療

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知ってました?
歯周病と全身疾患は関係があります!

歯周病は、別名歯周炎や歯槽膿漏とも言います。歯と歯肉の境目から細菌感染を起こすことにより、歯周組織(歯肉や顎の骨)が破壊され慢性の炎症反応がおこっている状態です。歯周病が進行すると症状が急性化することあります。

歯周病と全身との関わり

歯周病は、歯を支えていた骨が溶かされる病気ですが、問題は「歯がグラグラになって、抜けてしまう」だけではありません。
実は歯周病は慢性の炎症で、そこに細菌の繁殖と体の炎症反応が生じているので、血流を介して、全身に様々な影響を及ぼしています。

  • 脳梗塞
  • 肺炎
  • 心筋梗塞
  • 早産(妊娠中の場合)
  • 糖尿病
  • 様々な全身疾患の悪化

代表的なものは、糖尿病です。歯周病があると、TNFαというサイトカインが炎症反応により出ますが、この物質によりインスリン抵抗性が上がり糖尿病になるとされています。糖尿病の患者様に歯周病治療を行うとHbA1Cが0.4〜1下がると言われていて、糖尿病の薬一つ分に相当します。現在、医科歯科連携が推進されていますが、糖尿病治療で、歯周病治療を行うのは、今後必須になると思われます。
同じように、歯周病の細菌や炎症反応で生じるサイトカインの影響で、心臓病、動脈硬化、肺炎、早産等のリスク因子になるとされています。従って、歯周病をしっかりコントロールすることは、全身の健康にとっても非常に重要なことです。

歯周病の症状チェック

3つ以上あてはまる方は、歯周病の可能性が非常に高いです。
歯周病専門の歯科医師、衛生士が在籍している慶歯科医院で検査を受けましょう。

  • ブラッシングの際、出血する
  • 歯ぐきが赤黒い
  • 歯に力が入らず、堅いものが咬みにくい
  • 歯ぐきが下がった、歯がのびたような気がする
  • 歯ぐきが腫れる
  • ブラッシングをしても口臭がある
  • 口の中がネバネバする
  • 歯の間にものが挟まりやすくなった

歯周病の原因について

歯周病の原因は歯垢(プラーク)・歯石です。飲食などの生活習慣・喫煙習慣、歯磨きの習慣などがもっとも重要な要因です。現在日本では歯を失う原因の第1位はむし歯でなく、歯周病と言われています。

  • タバコ

  • 糖尿病

  • 妊娠

  • 思春期

  • 歯並びの悪さ

慶歯科医院の
歯周病治療3の特徴

当院の歯周病治療は、患者さまと二人三脚。
患者さま”治療参加型”の治療が最も大切だと考えています。

01

底したブラシ指導
家庭で出来る歯科治療という考え方

歯周病の原因となる細菌はプラークという状態で歯の表面や歯周ポケット内にいます。歯ブラシによる機械的な除去が必要です。ただ実際に歯ブラシを上手くされている方が非常に少ないのが現状です。
歯ブラシでしっかりプラークを除去する事を「プラークコントロール」と言います。歯ブラシが適切にできているかをチェック、歯ブラシ指導を行い、プラークの残存率を最低20%以下にしていきます。

02

歯科衛生士担当制で
さま口腔内をします

歯周病の治療は、重度な場合ほど長くかかります。慶歯科医院では、歯科衛生士担当制にしていますので、患者さまを治療からメインテナンスまでしっかりフォローします。
担当制にすることにより、経過観察やセルフケアの状況確認などもしやすく、治療やケアの情報もしっかりお伝えすることができます。

03

歯周病治療専門の
歯科衛生が在ております

当院には歯周病学会認定歯科衛生士が在籍しており、認定衛生士の数としては、熊本県内では最も多い類に入ります。
歯周病への対応を的確かつ効率的に実施し、常に最新の情報を元に治療をご提供いたします。

歯周病治療の流れ

step01

歯周病検査

ブラッシング指導、歯石とりを行い、資料を揃えます。日頃のブラッシングのチェックなどを行い、患者さまのお口の状況を記録に残しながら把握します。
慶歯科医院では、患者さまの歯の状態、歯茎の状態を写真で記録に残しています。写真に取る事で、患者様の歯ブラシの仕方などの生活習慣も推察出来ますし、定期的に写真に残す事で、変化を観察する事が可能になります。また歯ぐきの厚みや、歯ぐきの退縮具合を観察します。

step02

歯周初期治療

歯磨きやスケーリングなどによる歯垢と歯石の除去などの歯周病基本治療で、お口の中の細菌数を減らします。スケーリング・ルートプレーニングは2~3回、歯石取りは数回に分けて行います。
スケーリング・ルートプレーニングとはスケーラーという器具で、歯の表面についたプラークや歯石を取り、歯の表面を滑沢にします。歯周病が軽症の場合は、これだけで治る場合が多いです。

step03

歯周病精密検査

歯周ポケット2回目の検査を行い、治療時の記録と照らし合わせながら再評価。改善状況を確認します。

step04

歯周外科

必要であれば口腔内の環境が改善されたところで、切開や人工骨による治療、エムドゲインによる再生療法など歯周外科の治療を行います。(歯周組織再生療法)

step05

歯周外科後の再評価
歯周病管理(メンテナンス)

インプラントの埋込み手術を行います。手術は衛生環境に配慮した手術室で行うので安心です。

よくあるご質問

歯を支える歯肉や歯槽骨の組織が、お口の中の細菌によって蝕まれてしまう病気です。気がついたときには症状が進んでいることが多いので、早めの対処が大切です。

主に、歯がむず痒い、歯と歯肉の境目が腫れる、歯磨きの際に出血がみられる、歯肉から膿が出る、口臭やお口のネバつきが気になる、食べ物が噛みづらくなるといった症状がみられます。初めは小さな変化でも、気が付くと大きな症状まで進行してしまうことが多い病気です。

歯磨きや機械によるプラーク(歯垢)と歯石の除去(スケーリング)を行います。お口の中の細菌を徹底的に除去するために、FMD(full mouth disinfection)という抗菌剤を併用し、短期間に集中して治療を行うこともあります。また、症状が進行していてスケーリングだけでは歯周ポケットの歯石が除去できない場合には、フラップオペレーションといって、歯肉を切開して歯根の歯石を取り除く場合もあります。最近では歯周外科手術で失った歯槽骨の再生療法なども可能です。

治ります。しかし、その後も歯磨きなどを通して、患者さまご自身がお口の状態に関心を持ち、セルフケアを続けていただくことが大切です。